2026年2月15日（日） 12:00開場東京学芸大学中央２号館４階

AIやIoTに代表される情報技術の急速な進展は、これからの社会生活に大きな影響を及ぼそうとしています。その社会の変化に対応できる子どもたちの育成が急務であり、現行学習指導要領では知識・技能に併せて、思考・判断・表現力の育成に重点が置かれています．そして、この力を伸ばすために、個別最適な学びと協働的な学び往還による主体的で対話的な深い学びの実現が求められ、その実現にはICTの活用が必須であると言われています．
このICT活用の中で、長く注目を集めてきたのが学習者用デジタル教科書です．現在，外国語・英語については文科省の事業によって全ての児童・生徒に配布されています．学校独自で導入し活用しているところもあります．近い将来の学習者用デジタル教科書について中教審でも議論が進められています．しかし、現状、まだまだ十分に活用されているという状況にはありません．
2008年の開催から18回目を迎える「教育フォーラム2025」では、この学習者用デジタル教科書について、今だからこそテーマとして取り上げ、皆様と一緒に考えたいと思います。

主催・共催・後援

主催
東京学芸大学
東京学芸大学・３市連携IT活用コンソーシアム
共催
公益財団法人教科書研究センター
東京学芸大学 ICTセンター教育情報化研究チーム
東京学芸大学先端教育人材育成推進機構データ駆動型教育・政策推進室

後援
文部科学省（予定）
一般社団法人東京学芸大Explayground推進機構

併催

当日 9:00〜12:00（予定），附属小金井小学校にて，文部科学省最先端技術及び教育データ利活用に関する実証事業採択事業『汎用BIツールを用いた学習用ダッシュボード開発による教育改善と教材普及システムの構築』報告会が開催されます．ぜひ，こちらもご参加ください．

詳細はこちらをご覧ください．．

PROGRAM

12:00　受付開始

企業展示をお楽しみください

12:40〜14:10　デジタル教科書研修会

「学習者用デジタル教科書は、どのように使えばよいのだろう？　紙の教科書と何が違うのかな？」

そんな疑問に応えるきっかけとなるワークショップを開催します。実際に学習者用デジタル教科書を体験しながら、その特徴や機能、授業での効果的な活用方法などを一緒に考えましょう。授業づくりに役立つヒントを掴んでいただける内容です。

当日は４つの会場で、それぞれ予約制にて実施します。教育フォーラムへのお申し込みとあわせて、ぜひご予約ください。

地図帳で発見！紙×デジタル＝”ワクワクする学び”デジタル教科書・教材の体験

地図

帝国書院

音楽科デジタル教科書・デジタルコンテンツの紹介と音楽づくりの教材体験

音楽

教育芸術社
佐藤貴史氏　（第二編集部次長）

算数・理科デジタル教科書まるわかり！セミナー　～基本操作から応用実践例まで～

算数・理科

大日本図書松田一邦氏　（デジタル事業部　課長）

デジタル教科書の研修を企画しよう〜研修パッケージの活用（外国語編）〜

外国語・英語

教科書研究センター　
佐藤幸江氏（連携研究員、放送大学客員教授）

休憩中は企業展示をお楽しみください

14:30〜14:40　開会の挨拶

14:40〜15:50　基調講演

学習者用デジタル教科書最前線

中川一史氏

放送大学・教授
博士（情報学）

AI時代の教育学会（会長）
中央教育審議会初等中等教育分科会　デジタル学習基盤特別委員会（委員）
同デジタル教科書推進ワーキンググループ（主査代理）
同教育課程部会国語ワーキンググループ（委員）
文部科学省委託「デジタル教科書の効果・影響等に関する実証研究事業」有識者会議（有識者会議主査）など。