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小学校 4年 国語 自分で選んで 「動く絵の不思議」

指導案
授業概要

「動く絵の不思議」の第1時間目の授業である。 本文に入る前にコンテンツ「アニメーションワンダーランド」を活用して、 ソーマトロープやフェキナスティスコープ等の、 教科書に出てくるフリップブック以外の様々な動く絵を紹介した。

次に、教師が全文を読み、児童は、聞きながら難しい言葉やわかりにくい表現にサイドラインを引いた。 その後、児童一人一人がサイドラインを確認しながら通読した。 そして、サイドラインを引いた言葉を出し合い、全体で確認した。

確認後、国語辞典を使ってそれぞれ意味を調べて、ノートにまとめていく作業を行った。 調べた意味の確認は時間内では終わらなかった。 次時の予告を話して授業を終わった。

今回の授業で活用したデジタルコンテンツ
今回の授業におけるデジタルコンテンツの活用

教科書には「動く絵の不思議」の例として、フリップブックが載っている。 授業の導入として、興味を持たせる意味でフリップブック以外の動く絵のおもちゃの例を示した。

児童・生徒の反応

コンテンツを見せる前に、フリップブックを実際に見せた。 小さくて全員が見える物ではなかったが、 絵が動いて見えた児童はそれだけでも驚きの声を挙げていた。 コンテンツ画面では、止まっている絵が、画面が動くことによって、 絵が動いて見えるので、児童は驚きをもって画面を見ていた。 一つ一つのおもちゃについて詳しい説明は加えなかったが、 絵が動いて見える不思議は体感できていたように思う。

授業を終えて

言葉の意味は辞書的に知っていても、文脈の中で理解できていないと読解は難しい。 その点、本コンテンツは、文脈に沿って語句の解説が写真等で示してあるので、 読み進めながら語句の意味を確認することができる。