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小学校 1年 国語 かたかなのかたち

指導案
授業概要

カタカナは既に2学期に学習済みだが、まだ定着していない面もある。そこで、今回の授業では形の似ているものや書き順に気をつけなければならないものに絞って扱うようにした。その際、ただ教科書や黒板の字を見るだけでなく、デジタルコンテンツの動画を使用して、空書きしながら練習できるようにした。また、特に間違いやすい「シ」と「ツ」の形は、パワーポイントを使ってスライドショーにしながらアニメーションでわかりやすく学習した。最後にプリントで練習をして定着を図った。

今回の授業で活用したデジタルコンテンツ
今回の授業におけるデジタルコンテンツの活用

事前にダウンロードしておいたgifアニメーションの画像を、windowsの画像とFAXビューアで提示した。

まず一字一字、書き順を確かめるためにコンテンツを使用し、一字一字空書きさせてプリントにも書かせた。その後、「ツ」と「シ」のみスライドショーを用いて一画ずつ書き順を確かめた。

児童・生徒の反応

アニメーションの動画だったため、児童にわかりやすかった。また、デジタルコンテンツやプロジェクターを使った授業が初めてだったため、それだけでも興味をひきつけた。

ただ空書きしようと言っても、普段は一緒にやらない子やそろわない子がいるが、前のスクリーンに大きく映し出されていたため、わかりやすかったようで、書き順や形の復習が十分にできた。いくつも字を練習したが、意欲は持続でき、最後まで練習できた。

授業を終えて

普段のように、教科書やプリントだけを使った授業よりも、子ども達が興味を持って授業に臨んでいたように思う。そういった面で、効果的だったと思う。紙面上だけでなく動画で一緒に学習したことが児童の体験として残ればいいと思う。今回の授業だけでは子どもにカタカナの形が定着したかどうかは判断できないので、今後の様々な授業の場面で見取っていきたい。